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寝グセ直し専用スタイリング剤のお話。

iphoneが水没したので機種変更したら、いくらやってもワードプレスの自分のサイトに入れず、しまいに「まだお持ちのサイトはありません」と出るようになりました。

スマホ用ワードプレスアプリよ。キミとあの日に決めたパスワードやその他諸々の2人の約束を、どうして今になって知らん顔するの。2人が繋がったあの時の嬉しさと、これから毎日会おうねと交わしたあの愛の日を思い出してちょうだい。

ばかばか。もう知らん。

というわけで、PCでのみ更新可能。

今日は手短かに(笑)「寝グセ直し用スタイリング剤」についてお客さまからご質問いただいたのでちょっとだけ。←質問て、ただの雑談ですけど

まあ理美容師さんのブログには、「寝グセがついたときの直し方」という記事が少なからず載っていると思います。なにせそれは「ある一定以上の髪がある人にとって朝の重要課題」であるからしてw

一番てっとり早いのはシャンプーしてリセットすることなのですが、朝シャンはよっぽど時間に余裕のある人じゃないと余計にアカンことになる。。。なのでその癖のついたところだけを充分に濡らすことで何とかしたいところですね。

よくドラッグストアなどで見かける「寝グセ直し剤」の主成分は水。水やん。

それと「グリセリン」。グリセリンは水に溶ける保湿剤で、アルコールの一種です。水とくっついて保湿効果を高めてくれます。

あとは乳化剤とかシリコンとか、各種メーカーさんが創意工夫して配合されています。

水で直る寝グセをなぜわざわざお金出して専用溶剤を買うのか、という点については賛否両論ですね。

髪についた寝グセは、髪の中の水素結合がゆがんでくっついてしまったのが原因。これは夜にシャンプーをしたあと「ドライヤーのかけ過ぎは髪を傷める」という言い伝えを信じるあまり中途半端に濡れたまま(髪の内部はまだ完全に乾いてないのに)で乾かすのをやめてしまうことも一因です。もちろん乾燥しすぎもよくないけどね。

その水素結合を濡らすことによって切断して、もう一回ドライヤーで乾かすときに正しい=自分の思っているスタイルに仕上げることで新しい水素結合をさせるのが、いわゆる「寝グセを直す」です。

そのときに、水だけでなくグリセリンなどの多価アルコール(2基以上の水酸基を持ってるアルコール)を入れることで髪の内部までしっかりと水分保持させてくれるのですよ。その上で、シリコンなど配合することで毛髪同士のもつれや摩擦を軽減させてくれます。

・・・・て、難しい・・・・

 

とにかく、基本は寝グセをつけないようにするために髪を洗ったらしっかりと乾かすこと。クセ毛やうねりなどが気になる人は特に。髪を乾かしているときに「ちょうどしっとりしている感じ」がボリュームも抑えられていていい感じや~ん♪とドライヤーをストップさせてしまいがちですが、髪の中に残ってる水分が勝手気ままに蒸発していくときには思いのほか広がったりうねったりします!!!時間に余裕のない人が朝シャンするのはよくないっていうのはこれがあるから。

 

手短かに、て書いたのに結局、長ったらしい文章に・・・

理美容師になると、このような化学や解剖生理学も勉強しなくてはならず、根っからの文系なわたしはほんと苦労しました~

水素結合や水酸基のことも、理屈はわかってるのですが言葉での説明が出来ない(笑)人生まだまだ勉強ですね。。。

 

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