女性のきもち。
とあるエステティシャンの書いた、販売促進のためのビジネス本を読んでいます。
わたしも一応女性なので、女性のお客様の気持ちはわかると思っていたのですが、こうやって文書化されると改めて自分の中に隠れている欲求や理想が形になってきますね。
女性は(男性もそうかもしれませんが)、
- いつまでも若くいたい
- 出産しても「変わらないね」と言われたい
- 「きれいなママだね」と言われたい
- 相手に認めてもらいたい
という欲求があるそうです。
わかるぅ〜〜〜
そして、男性にはなかなか理解してもらえない事かもしれませんが、
女性は常に自分を一番大切に思ってもらいたいのです。
大好きな旦那様や彼氏に、自分を一番愛してもらいたい。
それが、結婚生活やお付き合いが長くなるにつれ、
「◯◯の奥さんって、綺麗やな」
と言ってみたり、彼女の友人であったり同じ会社の同僚や後輩、はたまた通りすがりの女性などをあからさまに褒めたり、世話を焼いたり、時には
「おまえも、△△ちゃんぐらい髪伸ばしたらいいのに」
「◯◯さんの彼氏が羨ましいわ」
とか言ったり。
悪気はないのかもしれませんが、女性は非常に傷つきます。
もう付き合いが長いのだから、いちいちそんな事で気を使わなくてもいいだろう。
これは男性女性に限らず、長年のパートナーに対して思う事かもしれません。
ですが、自分以外の異性と親密そうにしていたり、親密になりたがっているように見えるパートナーを、あなたは愛せますか?
一番に愛されたいという欲求がある女性が、それが満たされないと分かった時に、変わらずその相手と共にいたいと思うでしょうか。
サロンも同じです。
1日にご来店いただけるお客さまの数は、その日によって違いますが、サロンオーナーやスタッフは(うちはスタッフさんはいませんが)、お客さまに向かう時にその人の事だけを考えます。その人がどうなりたいのか、髪を切ってお顔ケアをして、どんな楽しいことが待っていらっしゃるのか。
あなたを施術中に、待合でお待ちになっているお客さまとわたしが
「来てくれてありがとうございます〜♪♪♪めっちゃ嬉しいです〜」
とお喋りしていたら。。。
「このお店はわたしを大切にしてくれない」って、不愉快に思いますよね。
「もうこないわ」
って思うかもしれません。
まあこれは極端な例かもしれませんが。
人間関係って、本当にデリケートです。
今までうまくいっていたはずなのに、一瞬にして壊れてしまったり、少しづつ不満や不安が心の澱になっていって、ある日爆発してしまうかもしれません。
案外女性って、怖いんですよ( ̄▽ ̄)