バス旅行(誰の役にも立たない話)。
先日、理容師会のバス旅行で鳥取県に行って来ました。
という書き出しで別に旅行記とかグルメ日記を書こうと思っている訳ではなく・・・
決してバスの中で「岡村靖幸って知ってる?」
「どんな人ですか?あっ、わかった!♪そして~僕は途方に~暮れる~」
「それ大沢誉志幸や~ん(笑)その気×××や~ん♪」
「わらかす~岡村靖幸は♪きみぃがだいす~きっ♪」
「ちょちょちょ、さっき来るときの車で歌ったやつで歌って~」
「♪きみぃがだいす~きっ あの~海辺よりもだいす~きっ あまぁ~いチョコよりも♪」
「わはははは似てる~~!!!!」
と、ごくごく少数だけでめちゃくちゃ盛り上ったという話を書きたかったわけでもなく(もう充分過ぎるほど書いてるくせに)
ちなみにこのくだり、朝に集合場所まで行くときの車の中から帰り解散するまで延々繰り返しました。岡村靖幸って大好きです←フォローW
鳥取といえば、あなたは何を連想しますか?
砂漠。
砂丘。
らくだ。
本物のらくだ、初めて見ましたがめっちゃ向こうのほうにいました。
行く前は「らくだに乗りたい!」と思っていたのですが、砂丘に着いたとたんに私の携帯が鳴り「すいません、○ー○○(給湯器メーカー)です。給湯器のリモコンが変な音するって件ですけど、ちょっと今から見に行かせてもらっていいですか?」
「今、鳥取なんですけど・・・」
「あ、そうなんですか。。。じゃあ、いつがいいですかね?」
という会話をしている最中に、風が吹いて砂が舞い上がり私の目に砂が。
ハードコンタクトなので、異物が入るとものすごい痛いんです。
とたんに○ー○○さんとのやり取りも上の空になり、いだだだだだ!と言いながら、目にごみも入ってないし給湯器のリモコンも壊れていないお仲間を巻き添えにして、さっさと砂丘からの撤退を決めました。
らくだどころじゃなかったです。。。
砂の美術館に行ったり
ゲーテの「ファウスト」を表現した作品。「ファウスト」はとっても難しい本で(私にとっては)、一番最初のほう、メフィストフェレスと契約を結ぶときにファウストに若さを与える代わりに「時よとまれ」←まだなんかあったけど忘れた とファウストが口にしたときには魂をもらうあたりで
「ギブアップ・・・」と静かに本を閉じたことだけは覚えています。。。
梨狩りもとっても楽しかったのですが、なんせ私は梨がちょっと苦手でひとつだけもぎ取ってやっとこさっとこ食べ切るとこれまた「ギブアップ」
帰りのバスの中でもひとしきり岡村靖幸の物まねを仲間に無茶振りしてはゲラゲラ笑い、お土産物屋さんでは試食して、試食して、試食して。
食べながら「あの人はこういうの好きそうやから、これ買って行こう」
「家でこれご飯に乗せて食べたいなあ」
「ちょっと変わった桃あるやん、桃好きなあの子に食べさせたいな」
実はこれが一番楽しかったりします。これ美味しいね~とか、賞味期限みじかいからあかんな~とか色んなことを仲間と喋りながら。お店の人も商売上手なので、
「それは一番人気あるんですよ」
「お酒にも合いますよ~」
とノセてくれたので、ついつい買っちゃいました。
そして気づけば
一日が美しく終わろうとしていました。この日の夕焼けはとってもきれいで、サービスエリアにいた多くの人たちが撮影されていました。
仲間に笑わせてもらい、仲間を笑かし、友達を想い、楽しい一日でした。
それにしても私たち、かなりうるさかったと思います(笑)
ごめりんこ♪