非常食を食べながら蓄えるということ。
ローリングストックという言葉をご存知でしょうか。
日常的に食べて買い足すことを繰り返し、非常食としても備えておくことを言います。先々月の関西地方での地震のときには、わたしも慌てて飲料水や備蓄食品をカバンに詰め込みましたが、よく見ると賞味期限が迫っているものや切れているものがいくつかありました。
置いてるだけで安心していたんですね。差し迫ったときに期限切れのものを食べて、お腹を壊したり具合が悪くなってしまったら、何のための備えかわかりません。
このように、非常食にありがちな「気が付いたら賞味期限が大幅に過ぎていて、破棄せざるを得なかった」という失敗を避けるために、ローリングストックを実践することをお勧めします。
<ローリングストックの基準>
◎常温保存が可能なもの
◎そのまま食べられるレトルト食品・加工食品
◎ストックしておくため、賞味期限が1年程度
◎日常生活を維持するための最低3日~1週間の備蓄
つまりは、ストック食品をそのまま置いておくのではなく、日常の中で食べてその都度買い足しておくという考え方です。
日常的に食べることで、特にお子様などは「この味は嫌い、この味は好き」と言うのが事前にリサーチ出来て、いざというときにストレス無く食べつけているものを食べさせてあげられます。
一例ですが、イオントップバリュービーフカレーは常温保存可能で、温めなくても食べられます。賞味期限は2年ほど。値段は84円(税込)と結構安いです。
これは、離れて暮らす娘から送られてきたものです。ビビリの母親なので、それなりに心配してくれたのでしょうか。カレーと一緒に、ローリングストックについての説明書きも入ってました。
ローリングストック商品について、詳しくは
をご覧下さい。
台風や地震、ライフラインが途切れると本当に心細いです。被災されている方々はもちろんのこと、復旧作業にあたられている方々のご苦労はいかばかりかと思います。
心よりお見舞い申し上げます。