人に顔を任せるということ。
昨日12月13日月曜日は、森ノ宮までレディースシェービングの講習会に行って来ました。
今回サロンを講習会の場として提供くださったのは、もう結構長いこと仲良くして頂いてる「Y's Hair」さん。
講師のひめちゃんは、前回の体験会でもお世話になりました。出会ったときから「ひめちゃん」て呼んでるから、今ちょっとパッと本名が出てこない…
ひめちゃんに教えて頂く「フローシェービング」は、今までやってきた「お顔剃り」とはまた違う技術。先生のデモンストレーションを見ている時は「わかった!」て思うのに、やってみたらなんか違う。
相モデルで施術をするのですが、みなさん初めましての人が多くて、人見知りのわたしは大キンチョー。あまりの緊張に何も声を発しないので、理論座学の途中でひめちゃんに「あんちゃん起きてる?」て確認されたわ。目は離れてるけど開いてたよ笑 あ、いま思い出したわ木下章江先生!
そしてね、わたしがシェービングとかエステの実習で相モデルになるのがすっごく嫌な訳が、やっぱりあるのです。
それは口唇口蓋裂の手術痕があるから。
そやねん、分かってるねん。わたしも日頃、技術者としてお客様に接してるから、もちろん手術痕であるとかそれに伴う皮膚の引き攣れなどには充分気をつけるけど、それは技術者側のことであって本人さんは全く気にすることないって。
でも、頭では分かってるけど、本能が「見せたく無い」って警笛を鳴らすのよ。
ブログにもその事については度々書いてるので、それを見て「わたしも顔に傷が」「アザが」というお悩みを持つ方からお問い合わせ頂いたりするようになりました。当店ではその場合、ご予約は施術後にメイクされる時間も考慮して、他のお客様とは会わないように調整しております。
それでもやっぱり、技術を覚えるためには自分が実際に受けてみるのが一番とわかってる。
というわけで、思い切って受けました。宝塚歌劇の大階段から飛び降りる覚悟でメイクとりました。
全員スルー(笑)
そりゃーそうだ。全員プロだから。
わたしと相モデルになってくださったゆっきーさんに「ここに手術痕が…」と言うとものすごい優しい笑顔で
「あ、わかりました。触られたく無い感じですか?」って聞いて下さいました。
「いや触ってもらって全然大丈夫なんですけどね」
というと
「はい、じゃ気をつけてやらせて頂きますね」
って。
ゆっきーさんもわたしも、今回習ったフローシェービングのいう技術は初めてで、ひめちゃん先生に叱咤激励(主に叱咤 笑)されながら、一生懸命学びました!
ゆっきーさんの施術を受けながら、
「あ〜、お客さまはこんな気持ちでお顔を任せてくれてるんだ。傷やアザや色んなこと、気になって今までエステやお顔剃りに興味あっても行けなかったんです、って話してくれた方々は、こんなに勇気を持って自分のところに来て下さってるんだな」
って、なんだかじ〜んと来ました。
そして、勇気を出してわたしに任せて下さったお客さまに、その甲斐があったと心から喜んでいただける技術を提供出来るように、ますます頑張らないと!
と決意を新たにしました。
オヤツ食べながら。
講師に写真を撮らせるという、美しくも厚かましい新しい仲間たち。手に持ってるのは、替え刃のコンディションを整えて保管しておくケースです。ひめちゃんが手作り出来るよ!と発明して教えてくれました。ある意味この時間だけが気楽で楽しかった(笑)
来週も引き続きあります!雪降ったら、ひめちゃん先生が福井から来阪出来なくなるので、ホワイトクリスマスはギリギリまで待ってーーー!!!