マッサージオイルに使う精油・柑橘系の中には気をつけて使用しないといけないものもあります。
こんにちは(*^^*)
お顔ほぐしをしていると、お客さまから
「このオイル、香りがいいね〜♪」
と言われます。
キャリアオイル(ベースになるオイル)は、ホホバオイルを使用していますが、エッセンシャルオイル(精油・オイルと呼ばれているが正確には芳香物質)はフランキンセンスとラベンダーを少量づつブレンドしています。
フランキンセンスはアンチエイジング効果が期待できますし、ラベンダーはリラックスできる香りです♪
オレンジなどの柑橘系は、フレッシュで元気をもらえる香りなのですが、私はお店のマッサージオイルとしては使わないようにしています。
柑橘系の精油には「光感作性」といって、精油をつけた皮膚が紫外線にあたることでアレルギー反応が出ることがあります。
柑橘系精油の成分「フロクマリン」が原因だそうです←ググりました(≧∇≦)
光感作性というのは、人によって反応が出たり出なかったりしますが、ちなみに一定量以上の紫外線=日光に当たり続けると誰でもかゆみや赤みがでる可能性があります。これを光毒性といいます。
つまり、果皮から抽出された柑橘系精油を混ぜたものを皮膚に付けてすぐに外に出て、長時間日光を浴びるようなことをすれば誰でも、付けた場所がかゆくなったり赤くなったりする=光毒性
日光が当たった場所だけではなく、全身に反応が出る場合がある=光感作性
と書けばわかりやすいでしょうか?
とはいえ、通称キャリアオイルに混ぜる量はせいぜい1滴か2滴、それくらいならさほど心配するほどでもないかな?と思いますが。
最近は、自分でハンドクリームや化粧水を調合して作ったり、マッサージオイルを作ったりされる方もいらっしゃいますが、柑橘系の精油を足そうという時には、少し思い出して頂けたらと思います。
不特定多数のお客さまに使用させていただくマッサージオイルですので、当店ではあえてそれを使うことはしてません。
アロマって難しいですね〜奥が深いです。もっと、うっとりするものかと思ってましたが(笑)
理容師になって28年余り、未だに勉強しています。
小学生の頃から、もっと勉強する習慣を身につけておくべきでした←反省がディープ過ぎるw