傷んだ髪を修復したい。どうなったら修復??
昨日の記事の続きです。
昨日の記事「傷んだ髪を修復したい。リンスとトリートメントの違い」はこちら。
まず、髪を修復したいという点についてですが、髪は頭皮から出てきた時点でもう死んでる細胞なんですよね。「死んでる」って・・・・聞こえ悪いわw
髪をハサミで切っても、「髪が痛い」ことはないですよね。血管も神経も通ってないからね。そういう観点でいうところの「死んでる」なんです。
はっきり言ってしまえば、死んでるものに栄養を与えたりしても一緒。ということは、髪を健康にしようと思えば髪を造りだす毛根を健康にして健康な髪として生まなくてはいけないってことなんですよね。
さて、あなたが欲しいと思う「髪」って何でしょうか?
さらさらした髪?ツヤツヤした髪?天使の輪?しっかりした立ち上がりのある髪?
それを求めるあまり、毎日トリートメントしてます!って人、いませんか?
・・・全然関係ない画像ですが、なんか笑えるので引っ張ってきました(笑)
最近売り出されているトリートメント・ヘアパックなどの多くに配合されている
「セタノール」という成分は高級アルコール性の油性基剤で、髪のつやを出してくれたり手触りをよくしてくれたりする役目を担っています。
近頃はノンシリコンシャンプーを使うのがいい!という考え方が一般化してきたのですが、トリートメント剤では「ジメチコン」というシリコンオイルもよく使われています。ビニルジメチコン、ジメチルポリシロキサンと表示されている場合もあります。
私は個人的には、「ありのままの素髪でいられればそれが一番自然で美しい。しかしなんらかのダメージによって傷んだ髪でストレスを感じるならば、そこはちょっと何かの力を借りて、ストレスを軽減できたらよくな~い?」
という考え方です。
ジメチコンは撥水性が高くて髪をコーティングするので、さらさらつるつるした手触りになります。
水をはじいて、髪をコーティングする。
ということは、逆にいうと髪の中に入っているパーマ剤やカラー剤の残留物を流しきれない原因になるということです。また、前回つけたコーティング剤(トリートメント)を落としきれないまま次のトリートメントをつけているということになりますよね。
傷んでいるからといって毎日トリートメントしていると、そのトリートメント剤が残ったままになってしまいます。
毎日なんてしなくていいんです。それよりも大事なのはしっかり洗うこと。
髪の汚れと残留物をしっかりと落としていくことが大事です。
その上で、髪の状態と使いたい製品の成分によって、使う頻度を考えながらトリートメント剤を上手に使っていくことが次のステップ。
まだまだ髪の毛は研究されている段階。やっぱりこれがいいらしい、これがいいのかも?と研究されています。もう最後には「髪なんていらない!」という研究結果が出ちゃうかも♪