オーバー40のあなたへ~絶対的なあなたの味方。
今朝の新聞、書籍PRの欄にこんな本が出てました。
これ、わたしも高校時代に言われたことがあります。
ミッションスクールに通っていたので、学内にシスターや神父さまがおられるのが普通の環境でした。でもわたし自身は特にクリスチャンというわけでもないし、どちらかというと何となく「見透かされているような」煙たい存在でした。
当時というか今もですが、なかなか精神的に色々考え込みすぎる性格のわたしは、進路について家族と折り合いが悪く、知らず知らずのうちに陰気くさい顔をしていたのかもしれません。
休み時間に廊下で出会ったシスターRとは、あまり直接お話をしたことがなかったのですが、ふとわたしの前で足を止められました。そして、私ににっこりと
「貴方。お元気?」←シスターRは外国の方ですのでこんな言い回し(笑)
「はあ。。。」
「貴方が今、自分が誰からも愛されず尊重されていないし味方がいないと思っていても、貴方をいつも無条件に愛してくれて、一番に味方してくれる人がいます。それは神と、あなた自身です」
「。。。はあ。。。」←正確には「はあ?」だったかも(笑)
スタスタスタ・・・(去っていく)
このときは、さっぱり分からなかったんですね~。神様と自分自身だけが味方ということは、人間には誰も味方おらんやん!!!とか思ってました。
でも大人になって、一番思い出すのはこの言葉です。
困った状況になったり、時には腹立たしいことや悲しいこともたくさん経験しました。そんな大げさな話ではなくても、日常生活の中で
「この人いっつも私と話しながらずっとスマホ見てるなあ。私といても、楽しくないんやろな」
と思ったり
「あれまだやってへんの?って言われるけど、私の都合とかその手間に奪われる時間とか考えへんのかいな(自分でやりやがれ)」
と思ったり、
「こっちが言い返さないことをわかってるからって、好きなことばっかり言うな」
とか思ったり、
「結局私との予定は二の次で、自分が手空きになったときの保険なんやろ」
とか思ったり、ああ果てしなく出てくる文句(笑)
そんな時、相手への腹立ちよりも自己評価が低くなってしまって、わたしなんて大切にされる価値のない人間なんだと思ってしまいがちです。
でもきっと神様は私を一番愛してくれてるはず。あの人よりもこの人よりも、わたしだけを愛してくれてるはず。そしてわたしという人間も、わたしという人間を一番愛してあげてるはず。。。。そう思えるようになったのは、この言葉のおかげなのです。
愛されることに条件なんていらないし、ひょっとしてわたしの思う神様とあなたの思う神様は違うかもしれない。でもその「神様」は間違いなくあなたを愛してくれてます。
そうそう、こないだお友達から本を借りました、。そこに「自分の守護神に名前をつける人」の話が書いてあって、これは面白いなあ~と。名前があったほうが話しかけやすいし、自分の心を話せる人がいればもうちょっと気持ちの整理が付きやすくなるのかなあ~って。
守護神とか大きなものじゃなくても、日記でもいいし(アンネの日記のように)、大切にしているお人形でもいいし。
あなたにはあなたの、絶対的な味方がいるし、わたしにはわたしの、絶対的な味方がいるのです。
本のしおりは「おそまつくん」・・・ぴょ~~~んと飛び出してきてるw