お顔ほぐし

真っ赤になっちゃうから要注意。「かっさ」。

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昨日のお客さまが、うなじを剃って欲しいとブラウスのボタンを開けたところ。

肩から首元にかけて真っ赤にこすれたような跡が!!!

これは何か器具を使ってマッサージなどをしたんだな~と思い、伺ってみると

「かっさがいいって聞いたから、アマゾンで買ってやってみたんやけど、こんなにアザが出来てしまって。。。大丈夫なんかな??」

と少々不安げ。

かっさは肌をこすって血行をよくしたりリンパの流れをうながす美容法です。

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値段もピンからキリまで。100円均一にも売ってるとか。

中医学的に説明すると、肌をこすることで経絡やツボを刺激して、気・血・津液の流れを改善し、体の中全体のバランスを整えていくということだそうです。

老廃物が溜まっていると、かっさでこすった時にごりごりごりごり

「身体の中に小さいブツブツがいっぱいあるんじゃないの?」

と思うようなデコボコ感を感じます。これはお顔ほぐしのときに、施術者のわたしは自分の手で感じとることが出来ます。

リンパを流し、溜まった老廃物を排出していけば、そのごりごり感もなくなってきます。最初は「はうっ!」と息が止まるほど痛い人もいますが。。

血行がよくなることで新陳代謝が活発になって、お肌のターンオーバーを促してくれます。

でも、お客さまにお伺いしてこれは注意していただきたかったことが。

きちんとマッサージクリームなどを使って、すべりをよくすること。

かっさにクリームが付くのが嫌で、乾いたお肌のまま使っていたそうです。よほどややこしい素材でなければ、かっさは丸洗いできます。清潔なタオルで拭いて乾かすなど、ちょっと面倒かもしれませんが、直接お肌に触れるものなので、衛生的にも気をつけてください。

 

何回もこすらない

ほどよい刺激で気持ちいいし、効果を狙って何度もやってしまうと逆効果です。同じところは3回程度でやめます。

 

コツを修得してからやること

古くからの民間美容法なので、難しいやり方ではありません。ですがどんな美容法でも、正しく行わないとすべて逆効果になってしまいます。ユーチューブで検索してもたくさん出てますので、正しい方法で施術してくださいね~

 

そしてこれが大事。

 

赤くなったりしやすい人は、大事なお出かけの直前にはやらないこと

個人差はあるみたいですが、かっさマッサージをすると血液の循環が滞っているところが赤くアザのようになることがあります。なることがありますというか、おおかたなります。それは1週間ほどすれば自然に消えていくので、特に気にすることもないのですが、着物を翌日に着るとか、かっさマッサージをした部分があらわになるようなドレスを着るなどというときにはやっぱり気になりますよね。

 

わたし個人では、お顔ほぐしという手法でオールハンドトリートメントが一番いいと思うのですが、他の技術でももちろんいいものは「いいなあ」と思えますし、「やってみたい」とも思います~♪(* ̄ω ̄)v

かっさは古くから親しまれてきた美容法として認められてきていますし、わたしも一度やってみたいな~と思っています♪

 

付け加えると、赤くなったところは自然におさまるので心配はいらないのですが、血行がよくなって熱を帯びることからお肌の乾燥が進んだりします。熱ぼったく感じたりするときには少し冷やしたり、ローションやミルクエマルジョンなどで保湿も心がけて下さいね。

 

 

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