「一生懸命」「とにかくやる」をバカにする人の闇。
SNSで、先日見かけたお友達の投稿。
物販をしているそのお友達A子さんは、混み合う店頭でとあるお客さまからのクレームを受けたそうです。もちろん店側がきちんと考えたシステムなので、それを説明することも必要だったのかもしれませんが、A子さんはまず謝罪をしたようです。
それでお客さまも帰られたのだけど、その時には「ふん」という態度のようだったみたいです。彼女は大変悲しい思いをされたみたい・・・・そりゃあそうですよね。
クレームは最大のチャンス。自分が気付かなかったことをお客さまからのクレームによって気付かせてもらえる。
という考え方もよく聞きますが、世の中には、あえて言うなら…と捻じ曲げた苦言を呈したり、人とは違う角度で見て一言申すことで「俺、すごいやろ?見る目あるやろ?」という優越感?に浸ろうとする人がいます。わたしが読む限り、今回のA子さんの事例はまさにそれ。
商売をしていると、心無いことを言われたりされたりするのはしょっちゅう。
わたしもあります。
サロンを知ってもらおうとチラシを作って自分でポスティングしたり、こうしてブログやSNSで発信を続けたり、ニュースレターを作ってお客さまに郵送したり、お客さまに知っていただきたいことをPOPに書いて店内に貼ったり。
そしてそんな頑張りを知ってもらいたくて、自分の店を知って欲しくて、そしてちょっとはやっぱり誰かにほめてもらいたくて(笑)。SNSに書いたりもします。
「頑張ってるね」「わたしも負けてられないな~」などなど、励みになる声をかけてもらえるとすごく嬉しい。だけど「誹謗中傷」まではいかないけど「小ばかにしてる」感じの言葉もかけられることがあります。その商売人気質を下に見られて、上から目線でモノを言われたり、「ちょちょっとしてくれるだけでいいのに」と余計なサービスを強要されたりもします。これは技術職の悲しいところでもあります。
お客さまからではないけどね。
「よくやるわ」「それがどれだけの効果あるん?」「今はもうチラシとかの時代じゃないやろ」「さぞ忙しくなってるんやろな~(笑)」「そんなことしてる暇ないわ」などなどなど・・・・・相手が「冗談やで」オーラ出してるから本気で言い返すこともできない。
業種は様々ですが、まあ個人事業主からの言葉が多いかな。
A子さんも、様々な人から「繁盛させたいがために色々して。。。さもしい」みたいなことを言われたりするらしい。
この話、何度考えても泣けてきます。どうして頑張ってるひとにそんなせりふが言えるのか。創意工夫をして微調整をして、どうしたらいいかとあれこれアイデアを出しているA子さんがそう言われたときの気持ちを考えると。
みんながみんな、神経が図太いわけじゃない。みんながみんな、強い気持ちでいられるわけじゃない。
自分が頑張れない人に「よくやるわ」なんていわれる筋合いない。
人の行動にブレーキかける発言しか出来ない人に「そんなんしてなんの効果があるん」なんて言われたくない。
ましてや、「さもしい」なんて、どの面下げて言うのか。
A子さんのお店は知らんけど(笑)、うちは「これをしてるからもうすごい繁盛してますねん」とはまだまだ言えません。この工夫、頑張りが、売り上げに直結しているかどうかはわかりません。前述の人たちがこれを聞いたらまた言うでしょう。
「そしたら意味ないやん。もうやめといたら~?」
頑張れない人に、あれこれ言われたくないんです。
わたしは「もっとこんな感じで頑張らんかい!」と言われたい。
「俺は、わたしは、こんな風にやってるよ。」という知恵を教わりたい。
「もっと一緒に怠けようよ~」と言ってくる人は嫌いなんです。
「俺、すごない?こんな見方出来るって、なかなかやろ?」と言いたいだけの人も嫌いです。すごないわっ!!
A子さん、一緒にがんばろーね!←絶対このブログ見てないと思うけど(笑)