何もわざわざ嫌な思いさせることない。
これは人と出会う機会の多いお仕事の人だけでなく、ＰＴＡで出かけたときや同窓会、お買い物の途中で人に出会うときなどにも考えて欲しいなっていう話。
たまに街で会うと
「なんか疲れた顔してるね？」とか「どしたん、やつれてない？」とか言う。
こんな人、よくいますよね～。否定的に表現するひと。悪気はないねんけどね。
同窓会で、めちゃくちゃ久しぶりに会った同級生にも、歯に絹着せぬ物言いをしている人もいます。相手が男の子だとさらに。
「わあ～、おまえ肥えたなあ～！」
「（頭を見て）キテるなあ～」
もちろん、それまでのお付き合いの中で冗談を言い合える仲で、相手が許容してくれるキャラクターならそれも良しなのでしょうけど。
特にわたしの専門分野「髪が薄くなった、ハゲたなあ～｣
これを、人に言われて本気で笑える人はわたしの知る限りいません。いるとしたら、その人は自分から言います。
お世辞を言えとは言わないけど、わざわざ人が嫌な気持ちになる言い方する人、相手の気持ちを慮る想像力がないな～と思う。
あきらかにいつもと違ってものすごいしんどそうやしフラフラですやん！あきらかに熱ありますやん！包帯巻いてますやん！１０日前に会った時よりも完全に１５キロは痩せてますやん！！
というシチュエーションでもない限り、
「疲れた顔してる」とか「やつれてる」とか「どうしたん？」とかは言う必要ありません。
それはイコール、顔色が冴えないとかくすんでるとか、その人の外見を否定していることになります。いちいち言わずとも、しんどそうだと感じたら、その立ち話の時間を早く切り上げてあげればいいだけのこと。
相手がしんどくて、その話をしたそうだったら水を向けてあげる。それだけでいいんです。いたわる気持ちがあれば、通じます。
なぜこんな話になったのかというと、昨日のお客さまがご来店するなり
「わたしもうおばあさんやからね・・・」とばかりおっしゃるので、いつも元気で明るい人なのに？？？？と思ってよく聞くと
「こないだ、電車に乗ったときに偶然元の職場の同僚に会ったんやけど、懐かしくて声をかけたら《久しぶりやね！まあ～誰かと思ったわ、どこのおばあさんかと思ったわ（笑）》て言われた・・・」とのこと。
もともと口の悪い人やから、ってお客さまは苦笑してはったけど・・・無性に腹が立ちました。笑ってやり過せる時もあるけど、タイミングによっては人は傷つく。相手のタイミングを読めないくらいの距離のある人に向かって、不用意は発言をするのは良くないですよ😤😤😤
あんなこと言われたわ。よ～しキレイになって見返してやる！
って思う発奮剤にすればいいやん。という意見もありそうですが、そんなんは言われた人が後から自分を鼓舞するために切り替えること。もしくはその話しを聞いた第三者が言うこと。考えなしに人のことをけなす人が言い足すせりふではありません。
お互い気をつけましょ💖
追伸。