酔いたい夜。
酒は飲め飲め飲むならば。
お酒の席に出席するいわゆる「飲めない人」は、一体何が楽しくてその場にいるのか。
そう。
わたしは「飲めない人」なのです。
ちょっと前までは「舐めるくらいは飲む人」として、居酒屋さんや料理屋さんなどでは梅酒ソーダとか頼んでた(しかも「ごく薄めで」とオーダー)。
でもそうなると、信じられないほどの少量で飲んでる人たちと同じテンションになれるのだけど、酔うと全く喋れない。
ニヤニヤしながら人の話を聞くばかり←面白い話をされてるならいいけど、割合センシティブな話の時にニヤニヤ、これはまずい。
というわけで、もういっそ色んな話が交わされるであろう場では飲まない。
最近は店側も「ドライバーの方は飲まないで下さい」と張り紙をしてあるところも多く、"ええ、実は飲めるのですが今日は車で来てるものですから"という顔で、大威張りでノンアルコールドリンクを頼めるのです。誰もそこまで考えてないと知っていても、わたしの小さな自尊心のために。
そして昨夜は、Facebookで知り合ってもう何年にもなるお友達と会うために、お出かけして参りました。
お友達行きつけのお店、北新地の隠れ家なのですが何故か女子会コースのラストメニュー「クリームブリュレ」しか撮ってない(笑)
「酔っぱらう前に写真撮ろう」と気付いて、割と早めに記念撮影。
飲んだら食べない人、飲みながら食べる人、飲まないで食べる人の3パターンに分かれたわたし達。お店のオーナーさんのパパさんがおられて、わたし達にワインや日本酒をご馳走してくださいました。
SNSって不思議で、そこから付くイメージと実際の人となりがちょっとずれてくる事、あるよね。若い人たちはそこから恋愛が始まったり、逆に終わったり、シアワセ度のマウンティングとか色々複雑なのかもしれないけど。
とにかくわたし達は、ゲラゲラ笑って、何度も同じ話を蒸し返して、そしてまた大笑いしてました。
そして帰りの電車の中で、さいさんが「美味しいお酒を飲みたいから、それに合う美味しい何かを作って食べる」と言ったのを聞いて
「あぁ、お酒が飲めるって羨ましい」
と感じたのでした。