せっかくの好意を無にする言葉。負けないぞーーー
これはわたしのごく近しい人のお話。
とにかく口が悪い（笑）
それでも友達はたくさんいるし、情に厚いので何か頼み事をしたら頼まれた以上のことをしてあげたいと一生懸命にしてくれます。
だからわたしも、彼女にとっていい事だと思ったらしてあげたいし、いい物だと思ったら使ってごらんとあげたくなる。
最近は寄る年波は勝てないと悩んでるので
「これ使ってみたら、肌がしっとりするよ」
とおススメ商品を渡してあげたりするんだけど
（もちろん無償）
「へえ～」
と言った後、必ず言う。
「これ、アンタも使ってるん？」
「うん、使ってるけど…」
「使っててソレ？？？？」
と、顔を覗き込んで心底バカにしたように笑う。
いや、わかってるねん。
彼女なりの冗談というか、「え～ほんまに？使ってみるわ～ありがとう」とかいう純粋な言葉が気恥ずかしくて言えない気性というのも、充分わかってる！
〝心底バカにして〟と見えるけど、実はちょっと照れ笑いってことも。
ほんで確かに、おススメするわって言うわたしが綾瀬はるかでも佐々木希でもないこともわかってる、わかってますとも。
でもな～毎回それ言う？
他にも、「これ便利みたいよ」とか
「前に言ってたものとは違うけど、これでも代用出来るみたいよ」
と渡したものは
「なんかちゃっちいな」
「（代用できるって）ホンマかいな～」
と、毎回こちらの期待する反応を
まあまあ裏切ってくれます( ﾟДﾟ)
別に「喜べよ」とか思ってないけど
萎えるわあ～（笑）
「えっそんなん言う。じゃああげへん」
って言ったとしたら
「冗談やんか！」って怒り出すのは分かってるので
もう一切反応についてはスルーしますが。
そう。
その彼女というのは、うちの実母。
もちろんよその人から物を頂いた時には
素直に「ありがとう～嬉しい」って言うので
わたしがあげたものに対してもほんとはそう思ってるはず。…知らんけど。
よく
「人にものを差し上げる時には、自分が上げたかったからだと思うほうがいい。感謝を強要するのは傲慢だ」っていう教えを目にするし、もちろんそう思ってるけど
感謝を口にしないのはともかく
使ってみていいものをあげて
ちょっと自分をディスられるのツライわ。。
そんな母ですが、やっぱり自分の母なので
悩んでいそうなことにアンテナを張って
少しでもお役に立ちたいと思っています。
とはいえ、
人からの好意を頂いた時には
「うれしい！ありがとう！」
って言おう。。。。（生きた教訓）