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男子はわたしの敵ではなかったと感じた話(後)

2023/10/23

 

男子はわたしの敵ではなかったと感じた話(前)
中学時代、ツッパリ君たちにいじめられて
男子が大嫌いになった話(前)の続き。

理容専門学校に行って、女子は数人で
ほとんどが男子。
男子が大嫌いとはいえ、いじめてくるMとO、
その取り巻きにいた男子が大嫌いだっただけで
もちろん普通に接してくれる男子とは
仲良く…とまではいかないけど会話する
くらいはしてました。

高校時代には、同じ学校の男子と女子のグループで
一緒にローラスケートに行ったりもしたけど、
その中ででも男の子たちとは
ほぼ喋ったことない…

専門学校に通うようになってしばらくした
ある日の夕方。

昼過ぎから雨の予報だったので、わたしは
傘を持参してました。
玄関先でみんな「わ~雨や~」
最寄りの駅まで歩いて3分なので
まあ走っていけなくもない。

A君が「ぼく傘持ってる~」と開き、
わたしも傘を開いたら、後ろでT君が
「俺、傘持ってない~」
A君が「T君、駅まで入れてあげるわ!」
って言ったらTくんが
「ありがとう!でもどうせなら女の子の傘に
いれてもらいたい!」
と笑いながらわたしの傘に。

うそでしょ。

もう………「キブい」だの「ブス」だの
廊下ですれ違うたびに「近寄るなよ!ブス!」って
言われる時代は終わったのか…

「えーーっ!僕も一緒に帰る~」と
追いかけて来てじゃれつくA君←T君に。

駅までの数分間。楽しくて面白くて。

あ~、みんな大人になったんや…
としみじみ感じました。
子供のころって、女子と喋ったら冷やかされるとか
席替えで隣に誰が来ても「え~こいつか~」って
嫌な顔するのがステータスだったりするけど
(え?わたしの周りだけか?)
それが過ぎると、女性と男性として普通に話が
出来るようになる。
もちろんその人の人間性もあるし、相手の
受け入れ方にもよるけど。

専門学校には、当時中学卒業してすぐの生徒も
いたので(現在は高校卒業してから入学)
3歳年下の男の子たちはまだ子供だったけど
それでもわたしのことは「年上のお姉さん」として
色々話もしてくれて。

考えたら、中学生時代の自分は
凝り固まっていて、構えてたなあ。
傷つかないように、鎧を着てた。せっかく
普通に話しかけられてるのに
「めんどくせ。話しかけないでよ」ってオーラを
出しまくってたーーーーー

ほんとはめっちゃ嬉しかったのにーーー

高校生時代を経て、専門学校に行って初めて
男子はもう敵ではないし、それは年齢もあるけど
自分自身の受け方で変える事もできるのかも?って
思いました。

それからは、みんなで安全ピンを伸ばして
ピアスを開けたり(よいこは真似しないでね)
黒い洋服にブローチいっぱいつけるのが流行って
交換しあったり
一緒にランチを食べに外に出たり
すごく楽しい1年を過ごしました。

そして今は、誰とでも普通に会話できるし
あの頃みたいに
「わたしなんかが話しかけたら、嫌なんじゃないか」
って怖気づくこともなくなりました。
この年齢で人に話しかけられて嫌な顔するって、
その人のほうが人間性に問題あるやろ。

ちなみに、中学時代にあんだけわたしに嫌な事
してきたOとは、卒業してしばらくした時に
ばったり駅で会ったことが。
「うーーわ」と思ったわたしは当然無視。
そしたらOは追いかけて来て
「ひさしぶり!」やて。

いやいやいや………
なにがや!!!

と思ったけど、後から考えたらあの時0も
ちょっと大人になってたのかな…。

いやそれでも無かったことには出来ひんで!
(笑)(笑)(笑)
引きつりながらも、ちょっと会話したなあ。

自転車置き場まで歩きながら話して、
「そしたらまたな!」というOの背中に
「または無いけどな」とつぶやいた…

元気にしてるかな・・・

とは1ミリも思わないけどね。

心無い言葉、行動は、人をとても傷つける。
それは一生消える事はない。
とうお話でした(どこが)。

オチもない長いお話、お付き合い
ありがとうございました。

 

 

 

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