全国理容競技大会の末端で右往左往のお仕事。
10月21日、神戸ワールド記念ホールにて
HAIRSTYLIST CHAMPIONSHIP
ジャパンカップ2025
(第77回全国理容競技大会)
が行われました。
阪神淡路大震災から30年というこの大きな節目の年に、兵庫県で行われることとなりました。
数年前から粛々と準備をされていた兵庫県理容組合の方々、本当にお疲れ様でした。
内輪だけの食事会の段どりすら決められないわたしにとって、このような大きなイベントを取り仕切る人の才能ってホント尊敬する。
わたしも、微力も微力、蟻の足踏み程度ではありましたが、前日と当日にスタッフとして参加させて頂きました。
初めて会う支部の方たちと一緒に、一般審査員で来て下さる方々の誘導とお部屋の管理、審査の公平さを保つために外部との接触を阻止するお役目をば授かりました。
中国や韓国、台湾からの審査員も来られ、国際的オーラ満載。無駄に大緊張してしまって、話しかけられたらどうしよう……お部屋への誘導の時に「先にちょっとお手洗いに行きたいのだが時間があるかな」とか言われたら、英語でも怪しいのに中国語や韓国語や台湾語など全然聞き取れないわ……どうしよう…
こここここ…こちらへどうぞ…
「ありがとうございます」
て日本語で言われた(笑)
とにもかくにも、全国から勝ち抜いて来られた選手の皆さんの作品は、素晴らしいの一言。
表彰式で、入賞された方のお名前が呼ばれると、歓声が沸き上がり、選手団の皆さんが感極まって立ち上がって該当選手を称えてハグしたり握手したり。
表彰台の上で涙を拭う選手を見て、全然会ったことも喋ったこともないのにわたしまでもらい泣き。この子のおばあちゃんやったら、号泣してたわ。よう頑張ったねえ。
会場から退場する皆さんを、スタッフみんなで並んで拍手でお見送り。あんなに頑張っていた選手も、その人を支えてきた選手団の方々も、わたしたちに「ありがとうございました」と言って下さって、謙虚なお姿にまた感動しました。
前日の準備から数えると、まる2日間。
当日は朝4時起きで神戸まで行くのは大変でしたが、イベントを取り仕切った上層部の方々はその何倍も大変だったと思います。
そして選手の方々も、毎日の猛練習
本当にお疲れ様でした。
感動をありがとうございました。
一緒にお仕事させて頂いた他支部のみなさんにも感謝です。
日頃、あんまり同業者の方とお会いする機会が無いので、今回たくさんの方とたくさんたくさんお話出来て、楽しかった~。
すれ違うたびに笑顔を見せてくれる方もいて、ハイタッチしてくれる人もいて、絶対何もわからんマヌケ顔しているわたしに「〇〇さん(偉いさん)知らん?」て聞いてくれる人もいて。
「まず〇〇さんを知らんねん」って言ったら笑ってたわ。もう笑うしかないよね、ごめん。
本当に貴重な体験でした。
でも、帰宅してから
アドレナリン出過ぎて
前の日に買った551のしゅうまいと
味噌ラーメンに野菜山盛り入れて完食。
浴槽に浸かって、繰り返し
「あんなことあったな~こんなん喋ったな~」って回想したわ。日頃どんだけ寂しいねん。