その肌荒れ、原因はマスクかも?
耳の付け根や頬の下あたり、または口元に、なんだか痛いような肌荒れが出現。
そんな時、いろいろ原因は考えられるのですが、ひょっとしたら普段しているマスクが原因かも?
マスクによる肌荒れのひとつは、マスクと皮膚が擦れて起きる「接触性皮膚炎」ですね。
もうひとつは、自分の息がマスクの中で蒸れて起こる「湿気」による肌荒れです。
確かにマスクを長時間していると、外した時に「す〜」っと涼しくなります。蒸れて温度が上がってるんですね。
そして、これは一番やっかいですが、マスクの素材が肌に合わない場合。
昔、小学生の頃に給食当番で使っていたマスクは「ガーゼマスク」。
素材は綿で、お肌に優しい使用感♪
でも最近は「不織布マスク」が一般的。
不織布マスクの利点は、加工しやすくて安価で作れること。鼻のところにワイヤーが入っていて、お肌に密着してくれるものが多いです。
密着したら余計蒸れるけどw
それに、異素材を織り込んであるので、その中に抗菌剤とかも入っちゃってたりします。
マスクの目的は、菌の侵入を防ぐこと。だから、抗菌剤が入ってるって、安心ですよね〜。でもそれが、肌荒れの原因になっちゃう人もいるんです。
不織布って、「化学繊維」なんです。だから敏感肌の人にはちょっと刺激があったりします。
でも、やっぱりマスクは必需品。
出来るだけマスクでの肌荒れを起こさないためには、ポイントがあります。
☆大きめのマスクを使う
子どもと同じマスクでいいか、と小さめマスクをしていると、ゴムが引っ張られてマスクが肌に密着し過ぎちゃいます。しかも、ゴムをかけている耳のところも、きつくて擦れてしまい、荒れてしまう一因に。
☆マスクを外して換気する
密着しているマスクの内部は蒸れて、雑菌が繁殖しがち。時々外して、風を当てます。
☆いろんなマスクを試してみる
どえしても値段を見て決めてしまいがちなマスク。多層フィルターになっているものは、一番内側(肌に当たる部分)が綿のものを選びましょう。
☆毎日取り替える
不織布マスクは洗えません。なので、もったいないと思っても毎日取り替えるのがおすすめです。
1日使ったマスクは、雑菌やゴミ、ほこりでとっても汚くなってます。
マスクの外し方は、耳にかけたゴムだけを持って、そのままそっと外します。肌に当たっていた部分を触らないようにしてください。
マスクで肌荒れをして、治療薬としてステロイドの入ったお薬を塗りたくなる人もいるかと思いますが、注意して欲しいのは「酒さ」の人はステロイド剤は塗れません。
この場合は、皮膚科のお医者様に相談してくださいね。
まずは自分が「肌荒れを起こしにくい」マスクを探すこと。装着して「チクチク」するような感触がするときには、我慢せずにすぐ外してください。
不織布マスクだけど、肌触りも優しくて耳にかける部分も全然気になりません。わたしは普段マスクは大丈夫なのですが、たまにすこし赤くなったりガサガサになったりします。
そんな時期はこのマスクにチェンジ。ちょっと「お徳用」ではないので単価はあがりますが、きちんとお肌を治すことが先決。
出来るだけお薬に頼らず、少しづつ先回りして、お肌も健康も守りましょ♪