働くおかあさん。
ゴールデンウィークも中盤、子どもたちは昨日・今日と学校ですね。
結構おとなの方が休みが多いよね。とはいえ、わたしは仕事です😆
商売をされてる方、遊技場にお勤めの方(遊技場っていつの時代の言い回し?しかし他の言い方が思いつかない・・・USJとか健康ランドとかのことよ~)などは、休むどころか稼ぎ時といった人も多いのではないでしょうか。
近くの池田市に「カップヌードルミュージアム」という、インスタントラーメンを発明した日清食品の体験型の施設があります。
娘が小学生の頃、このミュージアムが大好きで、土日になると公務員のパパに何度もおねだりして連れて行ってもらってました。わたしは、学校が休みの土日は店があるので行けず。。。
その時、わたしとしては「土日は行けない代わりに、自分が休みの月曜ならいつでもどこでも連れて行ってあげられる」なんて思っていたのですが、いざ月曜になると学校から帰っても宿題もあるし、持病もあったので病院に連れて行くのは月曜しかありませんでした。
それにその頃は店を自分でするようになって間もなかったので、お店のものを買い足しに行ったり講習会に行ったり、同業者の集まりにも積極的に行かなくては!と思い込んでいたので、なかなか一緒に出かける機会ももてず。
娘はそれなりにそんなわたしの状況を理解してくれてたのか、ごねたり不満を言うこともなかったので、それにわたしが甘えちゃってたのかも。「遊んであげられる時間は少ないけど、そのぶんしてあげられることもある」とか、自分にいいように考えていたのかもしれないです。
ある日、パパも出張でいなかった週末。いつものように店で仕事をしていたわたしに、娘が「遊びに行って来るね」と言うので「友達のとこでも行くのかな」と思って軽く送り出しました。
何時間かして帰ってきた娘のカバンに入っていたのは、ミュージアムのパンフみたいなやつ。。。
わたし「ラーメン博物館、行ってきたん?誰と」
娘「うん。独りで行ってきたよ、楽しかったよ~」
ほんまに笑顔で、ほんまに楽しかった様子でニコニコしてる娘。それを見て、その夜は泣きました。今思い出しても泣けてくる😢
確か、3年生か4年生くらいだったと思うんです。まだまだ、土日は家族でレジャーに行くお年頃。ひとりで駅まで行って、ひとりで電車乗って、ひとりでミュージアム回ったんか・・・。家族連れや旅行の人たちで混雑してるミュージアムの中、この子は、ママに「ラーメン博物館に連れてって」とも言わず、ひとりで・・・。言えなかったんかなあ。。。
自分で、オリジナルラーメン作れるんですよ。入れ物に自分で絵を描けるんですよね。行ったときにはいつも必ず作って、ママにお土産!ってくれてました。あの時は、作れたんかなあ・・・今HP見たら、予約しないといけないみたいなので、作れなかったかもしれへんわ。他の人がキャッキャ言いながら作ってるの、横で見てたのかなあ。
今でもね、阪急宝塚線に乗って梅田まで行くとき、池田駅からあのオリジナルラーメン入れてる透明な袋を持ってる人が乗ってきたら、あの時のことを思い出して涙が出そうになります。
でも思い返すと、わたしも両親が理容店をしていたので、幼稚園のころからひとりで電車に乗って耳鼻科に行ったり、ピアノのレッスンに行って帰りに阪急そばでお昼ご飯食べてたなあ・・・そしてそれは、自分的には別に寂しいことでも辛いことでもなかったけど、親は引け目に感じたりもしてたのだろうか。・・・いや絶対そんなことはないなあの様子では(笑)
今ではそんな娘も22歳になって、お勤めしております。初月給で、1万円くれました💖