保湿剤を塗りまくる前に要観察。その顔のかさつきは….
ここのところ、お客様のお顔ケアで気付くことが続いてます。
乾燥はもちろんなんだけど、そのかさつきと連動してる「触れた時の熱さ」。
頰や鼻の頭などに、暖房などで一時的に出る赤みとは違う火照り感と肌荒れが。
お客様に「頬のところ、日常的に熱くなってたりしないですか?」とお伺いすると
「そうなんです!寒いところにいてもほっぺただけ熱くて。それになんか肌がガサガサで…お手入れもちゃんとしてるのに」
それはひょっとして「酒さ」かもしれません。
お酒を飲んだ時みたいに顔が赤くなる、いわゆる「赤ら顔」なの。
この原因はまだはっきりと特定はされてないみたいですが、やはり紫外線・ストレス・気候変動の激しさも考えられるようです。
あと、確認のためにネットでも調べてみたけど、お客様にうかがっても「最近、肌荒れが酷くてステロイド剤を塗ってる」という人が約半分くらいいらっしゃって、薬品を一定期間使用しているのも原因のひとつといっていいみたい。
赤くなってるのはともかく、皮膚の内側からどんどん熱が出てきて表面の肌が乾燥してくるので、保湿をしっかりする!という人が多いけど
酒さの場合はむやみに保湿剤などを塗ってはダメ。
わたしもそうだけど、顔以外の場所・腕や首元などに皮膚疾患があって皮膚科に行く時に、「顔は関係ないから」とメイクしていく人も多いと思います。すっぴんで人前に出る勇気ないわ😩
そうすると、ドクターも頰の赤みや肌荒れや熱っぽさまでは気付かない。熱っぽさなんてのは、自分の感覚でしかないし。特に検査とかで出てくるものでもないらしい。
だから自己申告。
自分のお肌をしっかり見つめて、いつもと違うなと思ったら観察してください。そして、状況に合わせて皮膚科や内科に。
酒さは、皮膚科です❣️
これといった治療薬もないみたいだけど、抗菌薬や抗生物質でケアしていくことが多いようです。
乾燥が気になる→顔もカサカサ→しっかり水分入れて保湿剤でケアしなくっちゃ✨
の、この一連の流れの中に「頬や鼻の頭がいつも熱を持ってる感じがする」という一文が入る人は、その保湿剤をストップ!してください。そして皮膚科へ。